ダンス劇『ひどく晴れた静岡で』

七間町ハプニング5 演目01
ダンス劇『ひどく晴れた静岡で』

振付・演出・出演:熊谷拓明
公演日時:2021年3月13日(土)13:00、19:00、14日(日)12:00(全3公演)
会場:人宿町やどりぎ座(Google Map)

熊谷が取り組むダンス劇は、ダンサーが台詞を喋り、唄を歌う。それもかなり積極的に。その時に言語を介さない身体表現であるダンスが向かう先はどこだろうか。それを考えるきっかけとして広義の振り付けを考えてみよう。振り付けとは職能のようだが、日常でも行われているごくありふれたものとも言える。私たちは常に振り付ける者と振り付けられる者の両者を日々演じていると感じることはないだろうか。街角でばったり出会った知人が手を振れば、手を振り返す。このようなコミュニケーションは街という舞台で繰り広げられる即興ダンスといったら大袈裟だろうか。熊谷は七間町界隈で出会った人との対話や町歩きを通して、この街ならではの人々の振る舞いを振り付けとして再構成し、ダンス劇として発表する。

[ プロフィール ]


熊谷拓明(くまがいひろあき)
ダンス劇作家
1979年札幌生まれ。小学生時代に札幌で観たミュージカル「CATS」に衝撃を受け、1人リビングで歌い踊り家族に披露する日々を送る。
15歳より札幌ダンススタジオマインドにて本格的にトレーニングを開始し恩師となる宏瀬賢二と出会う。
2008年よりシルク・ドゥ・ソレイユ「believe」に出演、2011年までアメリカ合衆国ラスベガスで850ステージに立つ。
帰国後は自身が作/演出を手がけるオリジナルジャンル「ダンス劇」作品を数多く発表。\n舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」(森田剛主演 )振付。
ヨコハマ.パラトリエンナーレ「不思議な森の大夜会」演出/出演。
めぐるり静岡2019参加作品 野外ダンス劇「近すぎて聴こえない」演出/出演。他。